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わたしが見たNEVERLANDの世界

 

一度書いた記事がすべて消えるというハプニングが起きましたが、やっと終わりました。。。

わたしが主人公になって迷い込んだNEVERLANDの世界、もしよければ覗いていってください。

ろじこさんのお題をお借りしました。ありがとうございます。

 

お題「NEWS「NEVERLAND」レビュー」

 

1.“The Entrance”

 声優さんの世界にあまりにも疎いのではじめてお名前を知りました。申し訳ない。矢島正明さん。いや、違いましたね、ミスター・インポッシブル!!!疎いわたしでもキャスティングが200点満点だということは分かります。

 音楽はオープニングテーマらしく金管楽器の華やかなサウンドから始まります。チューバの低音が支えるロングトーンの上に重なる弦楽器のトレモロ*1、そして音域の低い楽器からカノン*2を使って奏でられるファンファーレが冒険のドキドキ感を煽ります。

 ボンボンボンボン♪という低音の4音はファソラシ♭という単純な音階でのぼっていて、なんだか行進したくなるようなフレーズです。。ストリーミング配信でもここから足踏みをしていますね!ここからのメロディはフルート・ピッコロ・チェンバロ*3が担当していて、音の跳躍も相まって軽快な音楽になっています。森の中を歩くシーンとかに似合いそう。

 ここで一つ。これまでに出てきたカノンという技法、そしてチェンバロという楽器はどちらもルネサンス時代に使われたものです。鍵やアルバムの世界観がちょっとアンティークなのときちんとリンクしています。

 中間部はこれまでのワンツー、ワンツー、というリズムから3拍子のリズムに変わります。ちょっとワルツのようなステップを踏みたいリズムです。動きが出る拍子感なので、オーボエ特有の温かい音になっても中だるみしません。

 再びワンツー、のリズムに戻った後は旋律の音域が下がり、弦楽器の細かいリズムが前に出てくることでこのテーマのエンディングに近づいていくことが伺えます。そして最後のジャン!!メインテーマの基本となっている調(多分イ長調、A dur)で綺麗に締めればいいものを、倍音を多く含んだチャイムを使うことで残響にほかの音も混ざるようにしてるんですよ。NEVERLANDが色んな要素の集合体であることを示唆しているみたいです。計算しつくされている。(きっと深読み)

 

2.NEVERLAND

 ベートーヴェンの運命の「ジャジャジャジャーン!」が、運命の扉を叩く音をイメージしたフレーズだ、というのは有名な話ですが、NEVERLANDの最初の太鼓?の3音にも似たようなものを感じました。あの3音、実はNEVERLANDの扉を叩く音なんじゃないかなと思ったんです。扉を開けた先に聞こえるボーンボーンというドソミの和音(C dur)の和音はまるで12時の鐘のようですね。アン・ドゥ・トロワで鳴ってる鐘かなあ。

 1・2番両方の冒頭の歌詞がミスター・インポッシブルへの言葉になっていますが、命令形なので立場がNEWS > ミスター・インポッシブルであることが推測されます。NEWSは国の王子様、ミスター・インポッシブルは王子に仕える老執事といったことでしょうか。

 さて、この楽曲のなかで一番したい話はテゴマスの「7色の喝采はNEVERLAND PARADE」という箇所です。二人の調理の仕方が異なるのが非常に興味深いので、私なりの推測の話をします。声楽を習っていたわけではないのであくまでも推測であることをご了承ください。

 てごちゃんの場合。てごちゃんにとっては出しやすい音域であることからあまり口を開いていません。根拠としてはNEVERのVで下唇を噛んでいるような発音であること、PARADEのDEがきちんと発音されていることです。RAの口が横開きになっていないとあそこまでクリアに発音するのは難しいかと思います。

 一方まっすーの場合。まっすーにとっては少々キツいこの音域。口をガバーッと開いています。根拠はてごちゃんと同じ個所になりますが、NEVERのVが片仮名のバに近い音であること、そしてDEの音がほとんど聞こえない代わりに喉で声を切るような音が聞こえることです。RAの口が、からはてごちゃんの方で説明した通りです。まっすーはあまり発音がキツく鳴る音をキツいまま発音しない傾向があるので、もしかしたら音域の辛さの問題だけではないかもしれないですね!

 NEVERLAND PARADEという単語だけでこんなに差が出るグループ、本当に面白い。

 

2.アン・ドゥ・トロワ

 アンドゥトロワはフランス語。ランデブーもフランス語。メリーゴーランドはフランスで蒸気機関を動力にしたものが発祥です。世界観がしっかり固められていますね。

 冒頭のコヤマスパートが韻を踏んでるな~と思ったので、関ジャムの真似事をしてみました。f:id:n__kgi:20170322014438j:plain

重ねる、と合わせるは完全に一致です。ここのパートはまっすーの語尾の特徴ある歌い方が顕著に表れていますね。舌の使い方が独特で、丸い響きが出ています。サクマドロップの雨が降っているような軽やかで可愛らしいこの楽曲の雰囲気にピッタリです。

 サビの、次の歌詞と重なる部分のアン・ドゥ・トロワ!、シゲのファルセットが素敵ですね!自らのソロで鍛え、シリウスやQUARTETTO(楽曲)でも挑戦していたファルセット。今年はより自分のモノにしているような気がします。そして後半には小山さんのファルセットが待っています!今まで小山さんの高音といえば切ない苦しそうな細い線のイメージだったので、「こんな美しいファルセット隠し持ってたのか~~~!」(大の字)みたいな気持ちです。

 

3.EMMA

 アン・ドゥ・トロワが24時、EMMAはAM0:00で始まるのが面白い。どちらも作詞にヒロイズムが関わっていて、アルバムでも並んでいるの、作為的だとしか思えません。また、24時という言い回しの方が、23時からの地続きな感じで、AM0:00よりも遅い時間である意識が薄れるのも面白い。AM0:00の方が危険な香りが増しますよね。

 EMMAはやはり大好きなコヤテゴのoh yeahの話がしたい。曲の最初、歌番組では必ず披露される箇所で、小山さんがメインとなってハモリのてごちゃんを支えてるのが本当に格好いい。歌が苦手だと弱音を吐きつつも、でも頑張ると言ってくれた小山さんが、その姿勢が、努力が認められてあのパートを獲得したんですよ。新年早々てごちゃんと顔を見合わせてoh yeahをキメる小山さんに惚れ直した、小山さんの歌声で鳥肌が立った瞬間を、わたしは忘れない。

 あともう一つ、2番のコヤシゲハモリですね。NEWSを引っ張ってくれていたP亮、歌で引っ張ってくれていたテゴマスに挟まれて劣等感に苛まれていたコヤシゲが、やっと自分たちの立場を見いだして、2016年にやっとNEWSになれたと感じることができた今、シングルで二人でハモリを任されているなんて、華麗なるサクセスストーリーすぎる。あ~~~~エモい。君たちの歌声は下手なアルペジオじゃないからね!!!

 

4.“7 Elements”

 ゲームで戦う前の装備とか選ぶときってこんな感じの音楽流れてるよね、と思いました。だから7 Elementsの話してるのがすごくしっくりくる!凄い!詳しくないのがバレル薄っぺらい感想になってしまう。。。

 NEVERLAND(アルバム)の凄いところは、それぞれの楽曲がこの7つの要素に当てはまるところですよね!といいつつ当てはめたらORIHIMEと流れ星が余るという致命的な事態に陥ったのであえて深くは言及しないでおきます。。。皆さんの解釈聞かせてください。。。

 

5.Brightest

 楽曲の大人っぽさと、歌詞・そして歌声のいい意味での幼さの対比が美しい楽曲だなという印象を受けました。まだ幼さの残る青年が、手に届かないような大人の女性を追いかけるようなイメージが浮かびました。「キミはキラキラ」という歌詞はまるでショーケースに並んでいる商品を、ガラスに顔引っ付けて覗いているようです。

 句読点が用いられていたり、全体的に文章のような歌詞ですが、中でも「今日もキミに逢えるといいな、今どこで何してるかな。。。」「想いがキミに届くといいな、この風に願いのせても。。。」の部分にSNSみを感じました。いますよね、こういうポエミー女子。こういった例の出し方は双方に失礼になってしまうかもしれませんが、西野カナ風と言えば分かりやすいというか。そしてここを歌っているのがそれぞれテゴシゲ、メンバーの末っ子2人というのがまたいいですよね。だって彼らはまだ20代ですから。

 

6.Silent Love

 言えない恋はSeacretじゃなくてSilentになるんですねえ。とことんお洒落。この曲、愛にはならない日本特有のいわゆる「恋」を歌っているんだけれど、英語には愛と恋を区別する単語になってしまうのがもどかしい!!!だからと言ってこの曲が日本を舞台にした楽曲かというと絶対違うんですけどね。かすかにラテンのリズムが入ってたりするし。そもそも、こんな美しい一夜なんて現実に存在しないですよね。実はミステリアなどと並んで非現実的な楽曲だと思っています。

 Snow Danceで挑戦した、サビをユニゾンで歌わないという戦法をこの楽曲でもまたやっているわけですが。Snow Danceでもし成果が残せていなかったらもちろんまっすーの案はボツになっていたと思います。それがこうしてまた実現している。NEWSが確実に成果を残した証ですよね。これってもちろん簡単なことじゃない。デキる大人すぎる、、!

 

7.恋を知らない君へ

 個性が爆発しているアルバムのなかでひときわ音数が少ないのがこの楽曲。シングルまでもがゴテゴテだったら確実に胃もたれしていたので、結果素晴らしい引き算の美しさになったと思います。

 NEWSにとってもファンにとっても大切なかけがえのない時間になった24時間テレビを乗り越えた2016年夏。当時のことを「あの夏」と呼べるようになった今、この楽曲はリリース時よりも成熟して深みを増していると思います。そんな楽曲を、ツアーでどう使っていくのか、今からとても楽しみです。

 

8.“Neverland Cast Members”

 ネバーランドの世界から一瞬心が離れてしまいそうなときにミスター・インポッシブルがきちんと引き戻してくれる。さすがです。ポテスターテム・テンプス・ベルビス・スペクタクルムとはラテンの言葉らしいですね!何より我が家のパソコン、スペクタクルムって打った時点で予測変換にまっすーと出てきました。これから辞書にはスペクタクルムの欄に増田貴久と書き足してください。全国の辞書作り職人の皆さん、宜しくお願いします。

 

9.ミステリア

 この楽曲の歌割を考えた人に分厚い高級ハムを贈りたい!!!!!

テンプスを操る(実際にEpisode0でも時計の針をいじっていた)小山さんの歌う「時計さえ眠る夜」

・その昔「俺の価値がわからない世界とかまじf**k」とか言ってた加藤さんが歌う「世界はこんなに美しい」

・シゲマスが女言葉の風のパートを歌う「踏み込んだら 最後なのよ」「狂ったようにユラ ユラリ泣くの」

→泣くの という語尾に関しては女言葉というには少し弱い気もしますが、少なくとも1番の舞った、という表現よりは柔らかいかなと思います。1番と同じ口調であれば 泣いた、でも構わないはずなので。作詞側の意図が何かしら含まれているのかなと思います。

 この曲って実は、なにも解決しないんですよね。終着の場所にたどり着いたはいいものの、そこから一歩踏み出したかは分からないし、モンスターは倒せないし、陽は昇らない。結局主人公がどうなるのかわからないけれど、そこが白黒はっきりしないことこそが“ミステリア”なのかなと。グレーの魅力かなと思いました。

 いきなりですが、てごちゃんの「あいつが付き纏うから」の「と」の発声方法、聞いたことない新しい声質だったんですけど、めちゃめちゃよくないですか?悪く言うとあまり伸びがないのですが、喉が直になっているような、すこしがさついた、わたしはとっても好きな声質でした。あれがもし偶然の産物なのだとしたら早急に原因を見つけて習得してほしいくらい好きです。

 

10.BLACK FIRE

 ヘドバンしたい!!!!!!!結局NEWSのパフォーマンスが見たいからしないんだけど。小さいライブハウスとかで聴いてみたかったなあ。少プレでやらないかな(気が早い)

 そして!!誰もが「のどちんこ大丈夫?!」と心配した!!!加藤さんのシャウト!!!!シゲがまた新たな表現方法に挑戦しているのが嬉しい。最近のシゲは本当に歌うのが楽しそう。嬉しい。テゴマスが少プレでシゲほめしてたけど、本当に歌上手くなったなあ。

 この曲ではてごちゃんも表現に挑戦してますね。デストーションボイスですね。今回の件で初めて知ったものですが。(Wow!!!)のパート、最初ギターのエフェクトかけた音かと思いました。よく聴いたら人間の声でびっくりした、、、!これ、CD音源はかなり音量絞って収録されているわけですが、コンサートは勿論マイク通すんですよね??早急に各アリーナ、ドームの弱そうなところの補強をお願いしたい。ひび割れたりしないか心配です。

 脈絡のない小山担のボヤキになりますが、「BLACK or WHITE 誠実さも残酷さも紙一重」という小山さんパートを聴いて、本人が最近の雑誌のインタビューで「自分のイメージカラーは?」という質問に「グレー」と答えていたことを思い出しました。

 

11.ORIHIME

 NEWSお得意の天体系ソングですが、過去のものよりも確実に進化していて、まさに「今のNEWSだから歌える天体系ソング」になっているなあという印象です。

 この楽曲は「もういいかい?」の台詞を最年長が言っているところに注目しようと思います。台詞は小山さんの得意分野だから、と言われしまえばそれまでなんですけど、なんて言ったって彼は最年長なんですよ。この台詞部分は、幼き頃を思い出している自分ではなくて、当時の自分が発した言葉だという解釈です。なので、変に大人っぽい声だと変なんです。NEWSの声は4人とも少年性を持ち合わせた声ですが、それのぶっちぎり先頭をいくのは実は小山さんだと思っています。キャスター仕込みの聞き取りやすい発音・誠実な印象を与えるちょっと甘めな声。もともと生まれ持った声質+得意な台詞となれば右に出る者はいないですね。素晴らしいもういいかい?です。もういいかい?と語感を寄せてもう一回を連呼しているのも言葉遊びが可愛らしいですね。

 最後にこれだけ。星空の下で一緒に遊んだ初恋の女の子のことを、織姫って呼んでるNEWSくんたち、ヤバイですよね(語彙力の喪失)

 

12.流れ星

フルスイングぶりのヒロイズム×亀田誠治作品となるわけですが、このタッグの作品は、わたしたちへの応援ソングというよりはNEWSが自分たちに落とし込んでいくスタイルの楽曲だなあと思います。それによって結局ファンも勇気づけられるので、最終的には応援歌にもなるんですが。根拠はあまりないです。ただ、「まだ歩けるだろ」といったような言い回しや、まっすーの「僕らの夢が続くように」の歌い方が荒っぽかったりするの、普段の応援歌にはあまり無いなとボヤっと思ったまでです。それがいい悪いとかではなくて!むしろ好きです。

サウンドに関しては

こういうことですね!このタッグはさすがだな~~~~~!!!!

 

13.“The Grand Finale”

 この楽曲を聴くたびに、NEWSファンでよかった、という気持ちになります。もう今までにも色んなタイミングで思い直してきた感情だけど、またよかったという気持ちになれました。自分の心のなかに鍵がある、だなんてどこまでファンタジーなんだ!!!!最高だ!!!わたしの心の鍵、錆びないように定期的に磨いてあげようと思います。

 

14.U R not alone

一筋の希望の光が差し込むような透き通ったサウンドの奥に聞こえる仲間たちの合唱、という時点ですでに泣きそうです。グランドフィナーレのあとに収録されているこの楽曲は、夢から覚めてまた現実世界で戦うわたしたちへのエール的なポジションだですが、この歌詞に重なるのは間違いなくわたしではなくてNEWSだなあと思います。

 歌割はコヤテゴ・シゲマスに分かれていて、1番ではオクターブで支えあい、2番ではユニゾンでお互いの声が混ざります。お互いが支えあうオクターブもいいですが、声が溶け合うユニゾンも好きです。ABOの「恋をしようよ」もこのパートですが、この組み合わせの声質がこんなに素敵だということに今更気がつきました。形・役割は違えど、時としてNEWSを引っ張る存在となるコヤテゴ、歴も近く、同じ教室で過ごした経験からも、お互い分かり合えることが多いと明言しあうシゲマス。この組み合わせで歌う応援歌、エモい。エモいであんまり片付けたくないけどこればっかりはエモい!

 

 このブログを書く中でも幾度か書いてきましたが、NEWSは今作のアルバムで歌に対して今まで以上にたくさん“挑戦”しています。そんな彼らが歌う「一切引かないし 一切負けない」はとても眩しくて逞しい。

 そんな走り続けるNEWSの背中を見失わないように、わたしも後ろ歩きとかしてないでちゃんと前を見据えて踏み出さなくちゃいけないなあと思いました。NEWSくんが尻を叩いてくれました。

あなたはひとりじゃないと言ってくれたから。頑張ろうっと!

 

15.“To Be Continued....”

 こんなに可愛らしく つづく! って言われたらはやくツアー行きたい!!映像欲しい!!!是非ツアーのオープニングでもミスター・インポッシブルに会いたい!!!

 

 

以上です!8000字弱もある大変長い文書にお付き合いいただきありがとうございました。

NEVERLAND最高だ!!!!!!!!

 

 

*1:単一の高さの音を連続して小刻みに演奏する技法、ならびに 複数の高さの音を交互に小刻みに演奏する技法

*2:同じ旋律を異なる時点からそれぞれ開始して演奏する様式

*3:ピアノと見た目が似ている楽器です。木村カエラさんのButterflyのイントロにも使われている、ピンと張ったようなサウンドが特徴です