2018.01.17 O.A. 星野源ANN「ドラえもん」言及部分 文字起こし

 

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 この曲は思い入れがありますよ~。フフフフ。えと~そうですね、作り始めたのはどれくらいだったかな。夏ぐらいですね、え~去年の夏ぐらいだったんですけど、この形、この曲調の形になったのはもう~12月ぐらいですね、12月の頭ぐらい。え~なので、色んな方向で楽曲を作ってですね、え~ああでもないこうでもないといいながらどんどん形が変わっていって、最終的にこの形になりました。

 

 で、え~まずですねえ、なんか色々話すことあるんだよな。さっき、あそうだ、あの「少しだけ不思議」という歌詞がありますけど、それはあの、藤子・F・不二雄先生がですね、あの、ご自身の作品を「SF」と、え~定義しているんですが、あの~『サイエンスフィクション』ではなくて。あの~『少し不思議』と、その頭文字のアルファベットをとって少し不思議=SFと言っていたのが凄く素敵だなと、え~思って、え~歌詞の一番最初に「少しだけ不思議な」という歌詞からはじめたいと思って、歌詞を書きました。

 

 で、え~、そのあと、「普段のお話」って風に歌詞が続くんですけど、僕はその~F先生の作品ですごく好きなところがですね、なんていうか、勿論その『ひみつ道具』とか、あの~ドラえもんとか、あの~例えば未来とか、タイムマシンとか、色んなそのSF要素だったりとか、え~ファンタジーな部分だったりとか、もう奇想天外な部分だったりとかっていうのもあるんですけど、大好きなんですけど、なによりその、今、現代でぼくたちが生きている生活っていうところにすごく主軸を置いていらっしゃるところが、ぼくは大好きで。あの~だからこそぼくはその埼玉県の、なんていうか本当にあの住宅しかないようなところで育ったんですけど、そういう子供のぼくが読んでもですね、なんていうか、え~物語に、あの、自分もなんていうかあの、入っていいんだと思えるような、誰も仲間外れにしないような世界観と言いますか。あの~本当に、そののび太とかはあの~みんなのですね、生活っていうものがあの~すごく大事に描かれていて、そして人間の生活から生まれてくる「あんなこといいな」とか「こんなものあったらいいな」っていうものの、そこをすごく注意深く、あの~観察されて、あの~想像して、そして道具が生まれているという感じがあって。なんていうかどれだけ凄いことが起きても、ファンタジーになっても、どれだけ冒険をしても、その、今ぼくたちが日本で生きているっていうそこの生活から絶対に足をその、あの~離さないところが、凄く格好いいと思いますし、これだけあの、どんな人も、あの~仲間外れだと思わないというか。で、仲間外れだと思わないし、ぼくも、なんか感情移入できたり、ぼくものび太と一緒なんだとか、しずかちゃんと一緒なんだとか、色んな風に感情移入ができて、あの~でも一緒に冒険に連れてってもらえるような、なんかそういう世界観がすごく好きで。なので、あの~「普段」という言葉を使わせていただきました。

 

 え~「指先と机の間 二次元」というのは、え~...まいいか、そんな歌詞の話はいっか!フフフフ、あの~あんまり解説~はね、したくないっていうことなんだよなあ、最近。でもどうしようかな~でも喋ったほうが良いもんなあ。

 

 ん~...何を話そう。タイトルの話をしましょうかねえ。あの~なんでドラえもんになったか、そして、あの~こういう歌詞になったかというのは、あの~色んな形の『主題歌』っていうのがあると思うんですけど、ぼくも今までいろいろ作らせていただきましたが、やっぱりその、え~“タイアップ”っていうところで、なんていうか、その宣伝効果だけの関係っていうのがぼくはあまり好きじゃなくて、全く関係ない曲を作るということができないんです。

 で、何がタイアップ、主題歌って良いかっていうと、自分の力だけでは絶対に行けないところまで行けるからっていうことなんですよね。それは作品の力だったり、自分が一人では発送できないヒントを、その作品からいただけるので、だからこそ、え~何か主題歌というものをやるときは、あの~必ずその作品というものを、あの~しっかり自分の中で咀嚼して、で且つ、その作品の事だけを歌うのではなくて、そのとき自分がやりたいこととか、表現したいことと、その作品の中に流れてるものが合致してる部分を一生懸命探すんです。それで、その~楽曲の中に落とし込むという作業をするんですけど。

 で、今回の「ドラえもん」という曲は、あの~なんていうか「ドラえもんなの?」って思った人もいるだろうし、タイトルが。で、なぜかというと、ドラえもんって本当にすごいと思うんです。その~キャラクターとしても物語としても、その~国民的キャラクターじゃないですか。で、その国民的キャラクターっていう、こう安易に言ってしまうけど、その国民的のレベルが、あのマジで100パーセントっていうその、本当に生まれて間もない子どもから、おじいいちゃんおばあちゃん、ご老人まで、マジで100パーセント知ってるキャラクターっていないと思うんですよね、他に。どんな国民的キャラクター、いっぱいいいますけど、本当にドラえもんだけなんじゃないかなっていう。だからそういう作品の主題歌をやらせていただくという時に、あの~なんていうか、やっぱり『恋』って曲を作ったときもそうでしたけど、なんだろう、「ドラえもん」って言葉が一番、100パーセント伝わるっていうか、知らない人がいないっていう、その言葉をタイトルにすることって、あの~ものすごく面白いと思ったし、物凄くワクワクしたんですよね、自分で。で、普通、あのこれ多分あの~「ドラえもん」ってタイトルを許してもらえないと思うんですけど、フフッあの~楽曲とか歌詞をですね、聴いていただいて、あの本当にあの藤子プロの皆様とか、関係者の皆様とか、あの~本当に色んな方がですね、あの~協力してくださってと言いますか、本当に一丸となってですね、あの~一緒にこう、作らせていただいたという感覚が自分はあるんですけど、あの~特別にというか、許可していただいて、え~このタイトルをつけることができました。

 

 で、やっぱりこの曲を、タイトルをつけるからには、とてもやっぱりいい曲にしたいと思うし、でもそのドラえもんっていうだけ、ドラえもんの世界を表現するってことをしっかりしたいなと思いつつ、え~ちゃんと自分の今やりたいことということも、しっかりこう~一緒に実現したいなというえ~感覚で、作りました。

 

 レコーディングがもう楽しくて楽しくて。え~いつものメンバーで、レコーディングしたんですけど、もうあの爆笑しながら、「いいね!」っていう感じで、すっごく楽しいレコーディングでした。

 

 で、え~っと~楽曲としては、自分のなんていうかえ~中の目標としては、勿論ポップスになりたい、であるということと、あの~なんかワクワクして楽しいということもありますし。で~ドラえもんの世界を、え~ちゃんと表現したいなというのもあったんですけど。音楽的なやりたかったこととしては、あの~笑点と、え~ニューオリンズのハイブリットをやりたかったという。え~笑点の曲、あの笑点です。あの~フフフフ、あの笑点の感じと、ニューオリンズサウンドのハイブリットを、え~っと~J-POPにして、え~しっかりとアニメの歌にしたかったという。え~そういう感じですね。なのであの~楽曲のその~編成もその不思議な感じにはなってるんですけど、キーボードがローズ..フェンダーローズっていうエレクトリックピアノなんですけど。なんかそれが前面に出てるのもあんまり今までなかったし、え~すごくレコーディング楽しかったんですよねえ。うん。

 

 で、それと、そうだこれを言わなきゃ。間奏。間奏がですね、『ぼくドラえもん』という曲の、え~メロディになっておりまして。え~これは勿論気づいた方もいらっしゃると思いますけど。え~ドラえもんというね、アニメのあの~主題歌だったわけですが、ぼくその一番最初に思いついたのが、ドラえもんというタイトルにすること』、そして『間奏でぼくドラえもんをやる』ってことを思いついた瞬間にゾゾゾっときまして。「これはやるしかない!!」みたいな。絶対にやりたい!と思って。え~~で、あの~こういう形になりましたという。で、これは勿論大変なことだと思うので、あの~やっていいものでしょうかというお話をさせていただいたときに、あの~大倉さんとかほんと色んな方が、ほんと色んな方がですね、え~ご協力してくださって、あの~作曲をされた菊池俊輔先生にご許可をいただきまして、ほんっとうにありがとうございました。もうほんっとに凄い大先生なんですけど、菊池先生。あの~特別に許可をいただきまして。で、なんであの『ぼくドラえもん』なのかというと、あのちょっとふとその、ドラえもんの曲のイントロっていうのもアイデアとして考えたんですけど、あの『ぼくドラえもん』あの~藤子先生が作詞されているっていうのもちょっとあって。あの~ちょっとぼくがいまこの状態であの作った楽曲の中に一番ハマったので、これはいいぞということで。え~間奏で『ぼくドラえもん』のオマージュをさせていただきました。本当ありがとうございました。いや~そんな感じですかねえ。

 

 

 2018.01.20 追記

・最後の「ドドドドドドドド」の3回目はオーティスレディング(おそらくI Can't Turn You Loose)のオマージュである